お中元の元はそもそもお盆の時期に
「祖先の魂に捧げるために持ち寄ったもの」
ということが始まりだそうです。
お歳暮は新しい年を迎えるために
必要なものを親元に届けるといことが始まりです。
始まりの起源はともかく今は
お世話になった方々に半年に1度
感謝の気持ちを込めて
品物をおくるというのが一般的になっています。
いくら位の品物が良いか。
誰におくるべきか。
1度おくるとおくり続けるべきか。
疑問点を調べてみました。

お中元やお歳暮はいくら?誰におくる?
お世話になっている方に感謝の気持ちとして…
といわれてもそもそも誰に
どのくらいの品をおくるべきか迷います。
金額は昔は月収の2%が相場でした。
月収が20万であれば4千円相当位のものです。
ですが今は月収にあまり関係はなく
3千円~5千円が相場です。
両親や上司など日頃からお世話になっている方々におくります。
友達はよっぽどではない限りおくらなくても
大丈夫です。
親戚はお付き合いの程度を考えて
おくると良いです。
もらう人の事を考えて商品を選ぶ際に気を付ける点は
相手の好みや
家族構成などです。
例えば6人家族のお家に4人分のものおくるのでは
相手もがっかりしてしまいます。
最近では会社によっては一切禁止しているところも
あるようです。
おくる前に確かめられた方が良いです。
お中元やお歳暮をやめるタイミングは?
1度おくると止めにくいのがお中元やお歳暮
後は年賀状ですよね。
なんとなく毎年おくるのがルーティン行事のように
なっています。
相手の方も「もうそろそろあの人から○○○が届くころね」
って楽しみにしている
というのは良くあります。
私の母でしたら毎年お世話になっている人に
ハムをおくるので
「もうすぐハムのおばさんからハムが届く」
って言われているかもです。
品物=人物が結びついてしまうと
なんだか止めにくいですよね。
いつかおくるのをやめたいかも
っていう場合は毎年同じ品にせず変えた方が良いですね。
範囲を広げず
末永くお付き合いしたい人に限定して
おくるのが基本ですが
どうしてもやめたい場合
まずはお中元をやめて
次の年にお歳暮をやめる
というふうに段階をおっていくとよいでしょう。
上司のお宅には持参する?定年退職した上司はどうする?
最近はネットショップやデパートで購入して
そのまま宅配便でおくるというのは当たり前になっています。
ですが「上司には持参した方が良い」
って聞くと気がドーンと重くなってしまいます。
昔は持参するのがマナーとされていました。
しかし今は来られては奥様が迷惑という
風潮になってきました。
迷わず宅配をしてもらいましょう!
その際一言日頃の感謝のメッセージを付けるとよいです。
ネットショップもデパートでもメッセージカードを付けてくれます!
定年退職をした上司ですが
特別親しいのであればおくり続けた方が良いと思います。
しかしそうでない場合はきっぱりやめても大丈夫です。
頃合いをみながらやめようとずるずる定年後もおくると
こちらもやめるタイミングが難しくなってきます。
定年退職はひとつの区切りのきっかけとしてとらえて
大丈夫です。

まとめ
お中元やお歳暮の金額ややめるタイミングについて
まとめてみました。
結婚して間もない時は色々な方にお世話になって
あの人もこの人もおくらないといけないかも…
と思いますが
年月が経つにつれものだけでのやり取りになっている間柄
となってしまいます。
最初が肝心ということで上司や両親以外におくる時は
末永くおくり続ける相手かを見極めた方が良いですね。