お祝い事や接待など特別な場所での食事がある時に
ついいつもの癖が出てそれがマナー違反になったり
してしていることがあります。
美しい所作で食べるにはやってはいけないことを
知っておくと安心ですよね!
色々なマナーがある日本料理と箸のマナーについて
まとめました。
箸のマナーとしてやってはいけない事ってある?
箸のマナーとして日常的に思わずやってしまっている
ことって意外にあるものです。
やってはいけない事を知っていると安心ですね!
①探り橋
汁物などお椀の中をかき混ぜて具材を探す事。
②回し箸
汁物のお椀の中をクルクル箸をかき混ぜること。
③刺し箸
取りにくい食べ物を箸で突き刺して食べること。
④迷い箸
どれを食べようかと迷い箸先を色々と料理に向けること。
⑤渡し箸
器や茶わんなどの上に箸をそのままおくこと。
⑥たたき箸
器や茶わんの端をたたくこと。
⑦とぎ箸
箸や割りばしの先をしごくこと。
⑧振り上げ箸
箸を振り回すこと。
⑨込め箸
たくさんの料理を口に入れて箸で押し込むこと。
⑩空箸
箸を料理につけたのに取らないこと。
⑪もぎ箸
箸についている食べ物を口で取ること。
⑫涙箸
箸先から汁などが落ちたまま食べること。
⑬ねぶり箸
箸先を舐めること。
思い当たる箸使いはありませんか。
いつもの食事で気を付けながら食べてみてくださいね!
日本料理のマナーで気を付けることってある?
日本料理は普段たべているから大丈夫と思います。
しかしあらたまった食事の席では以外にマナーが
出来ていないことってあります。
日本料理のマナーでやってはいけない事
●刺身や揚げ物の器を持って食べる
刺身・揚げ物・焼き魚などが盛られた器を持ち上げて
食べるのはマナー違反です。
刺身の醤油がこぼれそうなときは小皿を使います。
揚げ物などがこぼれそうなときは懐紙を使います。
●料理の上に身を乗り出して食べる。
料理の方に身を乗り出して食べるのマナー違反です。
姿勢をまっすぐにして食べて下さいね!
●他の料理をを見ながら食べる
料理が口の中に入っていて他の料理に視線が
いくのはマナー違反です。
●手を受け皿にする。
一見上品なしぐさに見えますが手を受け皿にするのは
マナー違反です。懐紙を受け皿に使います。
●串にそのままかじりつく。
懐石などの場で串のままかじりつくのはマナー違反です。
串から外して食べます。
焼き鳥屋さんなどでは串のままでも大丈夫です。
●大皿料理を引きずりながら寄せる
大皿料理や大鉢などは両手を添えて持ち上げてから
移動させるようにします。
器やテーブルを傷つけないようにします。
●器を重ねて置いておく
食事が終わってから片づけがしやすいようにと
重ねて置くのはマナー違反です。
¨ここのお店はあまりいいお皿を使っていない¨
という意味になってしまうので気をつけてくださいね!
●食事が終わってお椀の蓋を裏に返して重ねる
蓋や器に傷が入ってしまうかもしれないので
裏返さず少しずらして蓋をしておきます。
食べ終わった合図として蓋を裏返す人がいますが
間違ったマナーなので気を付けてくださいね!
割りばしと懐紙で気を付けることってある?
お店では割りばしが使われていることってよくあります。
割りばしを割る時は普通の箸同様
左側に箸先を向けます。
中央よりやや箸先の方に持ち上下に引っ張って割ります。
木くずなどがあれば用意している懐紙の中に
入れておきます。
箸置きがない場合は箸袋を箸置きにして使用します。
千代結び(結んだだけの状態)で大丈夫です。
食事が終わったら千代結びを解き
箸袋の中に割りばしを戻して置きます。
日本料理の席で役に立つ懐紙は持っておくと便利です!
〇受け皿にするときは手ではなく懐紙を使います。
〇口の中にある魚の骨を取りたいときは口元を懐紙で
隠して取ります。
〇コップや湯飲みなどに口紅がついたときに懐紙を使用します。
〇料理が指や手に着いたときに使用します。
〇焼き魚がほぐしずらい時は懐紙で頭を押さえて
ほぐすと手が汚れません。
色々な場面で活躍する懐紙ですので持っておくといいですね!
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コチラの記事もどうぞ→お寿司のスマートな食べ方とマナーとは?
まとめ
緊張する場面での日本料理の食事では
マナーややってはいけないことを知っているだけで
少しは安心ですね!
普段の食事でも少し意識して箸の使い方や
器などのマナーをとりいれてみるといいですね!